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米ドルの特徴

FX取引を行うなら、世界各国の通貨の特徴を知ることは大切です。円やその他の通貨ペアを建てる時も、その通貨にどのような特徴があり、どのような経済ファクターで値動きするのかを知る必要があるのです。そこで、まずは最も流通量の多い通貨、「米ドル」について勉強してみましょう。

米ドルは、「世界基軸通貨」とも呼ばれており、全流通量の約60%を占める通貨です。また、FXなどの為替取引では全体の約90%の取引に米ドルが関係しています。そんな米ドルですが、日本円との通貨ペアがとても人気だったのです。日本とアメリカは経済関係が強く、またバランスも取れていたので、乱高下しにくいという特徴があったためです。他の通貨と比較してスプレッドも狭いですしね。したがって、初心者にオススメの通貨でもあったのですが、リーマンショック以降、その存在感にも陰りが見えてきました。

リーマンショックが起こった2008年11月以降、日本の中央銀行に相当する、アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)は、相次いで利下げを断行しました。結果、2009年1月現在では、アメリカの政策金利は0〜0.25%で推移しており、実質、「ゼロ金利」という状態になっているのです。こうなると、スワップポイントによる金利を狙っての取引に魅力がなくなり、円やユーロにお金が流れるようになってきているのです。とりわけ、円に対するお金の流れは非常に激しく、2008年からの急激な円高がその「流れ」を物語っています。

リーマンショック以降、世界中の投資家から信頼を失った米ドルですが、今後、信頼を取り戻すため、あるとあらゆる政策を打ち出すでしょうし、いずれ、円に対しての影響力を取り戻す日が来るはずです。したがって、将来的な円安を見込んで、今のうちに米ドルを購入する価値はまだ残されているということになります。

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